BAIZOU 次世代型鍛造機「バイゾウ」

日本で唯一の揺動鍛造技術を活用したこねるプレス機

上型のみを揺動(回転)させ、部分的加工の繰り返しで成形します。
つまり、一部分ずつ連続的に加圧(局部加圧)するため、衝撃的な加圧になりません。

  • 優しく 騒音・振動なし・
    省スペース

    揺動鍛造構造により、小さな力で加工するので、同水準のプレスより外観寸法を抑えた設計です。また、一般プレスと比較をすると衝撃的な加圧にならないので、騒音・振動も少なく作業環境を改善できます。

  • 力強く 小さな加圧力で、
    高剛性・高精度

    球面による揺動部と加圧テーブルを四本柱一体構造内で納め、高剛性、高精度での加工条件を実現。またサーボモーター+ボールねじによる速度、圧力管理。高精度球面軸受けにより加工条件も高精度になります。

  • 長寿命 高寿命・
    メンテナンスフリー

    主軸の軸受け構造が球面であるため、大きな面積で荷重を受ける事ができ、耐荷重、耐変形に優れ高寿命を実現しています。大手自動車部品メーカーでの長期メンテナンスフリーでの使用データがあり、高い信頼性と耐久性が証明されています。

次世代型鍛造機の原理

次世代型鍛造機の原理

ホルソーカッターで鉄板に穴をあける時、ただまっすぐに押しただけでは、大きな力で加圧してもなかなかあきませんが、カッターに揺動(味噌すり)運動を与えると簡単に穴があきます。これと同じ原理で従来の下ラムプレスの上型に揺動運動を与えたものが次世代型鍛造機です。

他の鍛造機との比較

鍛造機 切削加工 BAIZOU
スペース BAIZOUと比較すると大きな力が必要になり、機械も大きくなる 本体のほかに工具棚や切り粉箱等必用な設備が多く、場所をとる 小さな力で加工ができるため機械を小型化でき、既存の生産ラインに組み込みやすい
材料コスト 伸ばして成形するため材料が最小限で済む 最大径分の材料が必要であり、高くなる 伸ばして成形するため、材料が最小限で済む
作業性 熱間鍛造の場合、熱入れの前工程が必要。成形は型の交換のみで行える 前工程は無いが、工程が多くなりがちでその度に工具の交換も必要な為時間がかかる 冷間で成形できるため前工程が必要ない。型の交換のみで作業できる
生産性 大量生産向き 少量生産向け。切り粉も大量に出る為ロスが多い 多品種少量生産向け。切り粉が出ず無駄が少ない
騒 音 衝撃音がある 加工機械の中では比較的静音 鍛造機でありながら静音設計
振 動 振動が大きくアンカーが必須 振動が少ない 振動が少なくアンカーが基本不要

主な仕様

  • 最大加圧力

    50ton

  • 揺動角度(調整可能)

    0〜15

  • 揺動速度(調整可能)

    0〜500回/分

  • 最大ストローク

    150mm

  • 作業面積

    650mm x1,400mm x2,800mm

  • 騒 音

    85dB

  • 振 動

    0.8mm/s

● 具体的な仕様は、お客様のニーズに合わせてカスタマイズ可能です。

大手自動車部品メーカーで、
長年採用され続けてきた安心と高品質。

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